建物の位置出し "遣り方"
海の見える家の工事経過のご報告です。
敷地の整地があらかた終わったので、建物の位置を出す"遣り方"を行います。
設計図上の建物の位置を敷地に移していき、基礎工事を図面通り行えるようにします。
建物の位置が決まるとても大事な作業となります。
具体的な作業としては、建物に対して一回り大きくなるように、木の杭を打っていき、それを水平方向に板(貫)でつなぎます。
その際、板の上面(天端)が地面と平行となるようにすることで、高さの基準とします。
建物の位置や基礎の立ち上がり部分ができる部分を貫にマーキングしていき、建物の"通り"の目印にしていきます。
海の見える家では、傾斜地のため上の画像からわかるように、一番高いところと低いところでだいぶ差があります。
建物はもちろん平にしなければいけないので、この高低差をどうするかは、基礎工事の進捗に合わせてご報告したいと思います。
遣り方が終われば、次は地業に入っていきます。