建物の歪みを直します
海の見える家の工事経過のご報告です。
無事に建前が終わり、間髪入れずに次の作業に移っていきます。
まずは、建物の歪みを直していき、柱が地面に対して垂直になるようにしていきます。建前終了直後は、柱が土台に対して長ほぞで刺さっているだけのため、厳密には垂直になっていません。そのため、'さげふり'という道具を使って角度を出しながら、通り毎に垂直を出していきます。その際、固定に使う材料は'仮筋'と言います。これは、地震に抵抗するための筋交とは全く異なるもので、ある程度工事が進むと取り外してしまいます。
歪みをひと通り直すと屋根の施工に急いで移ります。天気が悪くなる前に雨仕舞を済ませてしまいます。