断熱材の施工

ミズメザクラの家の現場報告です。
省エネを考える上で大切な断熱材の施工についてのご報告です。

壁の断熱材
▲壁の断熱材
床の断熱材
▲床の断熱材。
天井の断熱材
▲天井の断熱材。傾斜天井と平天井の間の立ち上がりにも断熱層が切れないように断熱材を充填します。

 断熱材は、床、壁、小屋裏に充填して家全体を包み込むように施工していきます。使用する断熱材は、羊毛からできている羊毛断熱材"ウールブレス"を標準仕様としてしています。断熱材の施工は、ちょうど家の内部を布団で包みこむような作業となります。そのため、隙間なく施工していくことが大事になります。

 ちなみに断熱性能は、UA値(外皮平均熱貫流率)という値で評価されます。どのくらい熱が通ってしまうかという指標のため、小さいほどよいということになります。今回の現場は、設計値でUA値 = 0.54となっており、断熱等級4(地域区分:6で、UA値 = 0.87以下)となっております。コストを抑えたいやもっと断熱性能を高めたいなどの特別なご要望がない限り、エコロジーライフ花+直井建築工房の家づくりではこの辺りのUA値が基本性能となっております。