物見台のある家
桜の花もちらちらと落ち始め、東京ではこの週末が桜の見納めになりそうです。
さて一色の家の続きです。
今回建主様が細部にわたりこだわって造作した箇所がたくさんありまして、
ゆったりとした2階の寝室。天井は屋根なりに勾配をつけ杉板で仕上げています。大きな太鼓梁(小屋梁)がより安心感をもたらしているように感じます。この部屋の掃き出し窓からは外にでれるようになっています。
これが表題にある通称『物見台』です。このスペースは建主様たってのご希望で、まずはこの景色を楽しんだり、夜は星空を眺めたり、とにかくゆったりと過ごす為のこだわりスペースなんです。気持ちよさそうで羨ましい限りです。
次のこだわりは洗面脱衣室です。
洗面化粧台は大工の造作です。正面のモザイクタイルは建主様自ら厳選した物です。部屋全面杉板張りとする事で調湿効果が望めると思います。お仕事が忙しい建主様のランドリーコーナーも併設されていて洗濯物を干せるようにもなっています。
他にもガラスや金物など色んなこだわりを次の機会に紹介したいと思います。