各種配管をしていきます

ミズメザクラの家の現場報告です。
家ができてしまえば見えなくなってしまう配管の報告です。

配管
▲給水(青色の管)、給湯(赤色の管)、排水(グレーの管)、ガス(ベージュの管)の配管。

床下地の作業をする前に所定の位置まで給水配管、給湯配管、排水配管、ガス管の設置が行われます。
配管の経路は、一般的に前面道路に埋まっている大元の管から敷地内の地面の中を通し、建物の床下に持ってきます。
エコロジーライフ花+直井建築工房の家づくりでは、べた基礎を標準的な仕様としているため、排水管はコンクリートを貫通させて床下まで配管を通す必要があります。

▲排水管がべた基礎を貫通する部分。根元は、ホウ酸入りのシーリング材で処置している。

排水管が、コンクリート基礎を貫通する部分は、排水管より一回り大きい管を先に設置した後にコンクリートの打設を行います。
その中を排水管が通るようにしておくことで、排水管の交換が必要になった際に、基礎を壊すことなく排水管を交換できるようにしておきます。
メンテナンスを簡単にするための措置ですが、一方で基礎の内側と外側が通じる管ができてしまうことになり、シロアリなどを含む昆虫が床下に入りこむリスクにもなります。
そのため、シロアリの侵入するのを防ぐため、ホウ酸を含むシーリング材で根本を塞ぐように処理しておきます。
シロアリ対策については、また別の機会に詳しく報告したいと思います。

次回は、外壁の下地について報告したいと思います。