サンシュユのある家

先週末、「サンシュユのある家」が無事、お施主さまへのお引渡しをすることができました。
完成した住まいを見た奥様が、感動して、涙を流して喜んでくださったそうです。
ものづくりをする人間にとって、つくったものを喜んでもらえることが、なによりもうれしいこと!!
なんてすてきなお引渡しでしょう。

サンシュユのある家はすべて大壁仕上げ。
大壁の仕事は、とてもきちんとした骨組みの上でこそなりたつものです。
骨組みがきちんとしていないと、面にゆがみが出てしまいます。
ましてサンシュユのある家のリビングのような、日当たりのいい大きな大きな壁は、光があたってゆがみがわかってしまうし、非常に気を使うつくりの壁。
柱をあらわしにする真壁の仕事も手がかかるけど、“隠す”仕事も難しいのですね・・。
サンシュユのある家は、大工さんの緻密な手刻みによる骨組みのおかげで、吹き抜けの壁面もゆがみなく、こんなに美しい仕上がり!
大きな面積を平らかにするということは、とても大変なのですね。
tama