家のプラン

我が家のプランが出来上がるまでのお話です。

自然素材を使うというのは大前提ですが、それ以外に何があったかなと今振返ってみました。
細かい要望や予算は除いて大きく言えば二つだけだったかも。
だけど、それはスタッフと何度もスタッフとやりとりしたからこそ明確にできたことだと思います。
単に建物として「プランを作る」という言葉で片付けられない、「家族と自分の暮らし方、生き方を明確にする」というとても大事な工程だと感じました。

①風通しをよくしたい(あまり細かく仕切りたくない)
②1Fはみんなで集うところ(リビング・ダイニング・キッチン・納戸)
 2Fは休むところ、個人の場所(寝室・子ども部屋・浴室・洗濯)

我が家の場合はびゅーと風が通って気持ちよく、片付け物が決まった場所で出来てすっきり、きちんとする場所とリラックスする場所が明確で、どこにいてもなんとなく皆の気配が分かるような場所にできたらというところでしょうか。
実際に住んでみないと分からないところもあるのだろうから、あまり最初っからキチキチにしたくないという気持ちもありました。

「マイホーム!」となると、頭の中ではキラキラと理想が広がり、雑誌やモデルルームで見た何も生活感のないイイところだけ見ていると、切り貼りしたようなよく分からないものがムクムクと巨大化していってしまいます。
自分で間取りを描いてみたところで、まとまるはずもなく。
空間の感覚というのは、素人ではやっぱり分からないもんだ。
それにその土地の特性を建築に生かすというのはプロでないとできん。

ざっくりとしたところを要望としてを伝えました。
後はエコ花の家づくりプロ集団にお任せ。
形にするためにプロ達がいるんですもん。

しばらくすると、三人のスタッフからまったく違ったスケッチが出てきました。
それぞれどれも「おお、なるほど」と思えます。
色々形にしてもらうと、自分の頭の中のぼわっとしたものが少しまとまってきます。
そして、「ここはこうしては?」と逆にスタッフからの提案もありました。
それを元にまた「ここはこうしたい」というものをスタッフに伝えます。
だけれど、あれこれ見ているうちに、これまたよく分からなくなってきました。
新たに欲望が出てきて脱線したり、三つのスケッチを自分がまた切り貼りし始めてしまったからです。
家でダンナとうんうん唸りながら色々描いてみたけれどやっぱり難しい。

そんな時、四人目としてsakiさんが登場。
サラサラと描いて出てきたスケッチを見てびっくり。
最初っから自分の頭の中にあったイメージがほぼドンピシャで形にされていたのです。

すごい!!
脳みその中をスキャンされた気分。
よっしゃ、これで行こう!ということになりました。

こうして、三人のスケッチで自分の気づいていない要望を引き出してもらうことができ、sakiさんのスケッチで目が冴えました。
そしてフィックスまでにスタッフみんながいろんな提案をしてくれて形がまとまりました。

みんな、ありがとう。
さすが、プロね!
これから楽しみです。
任せて安心、エコロジーライフ花。