屋根の断熱

高島平では屋根下地の板がそのまま天井板として部屋から見える化粧野地です。
そのため野地板の上に杉皮をコンスターチで固めた断熱材フォレストボードを固定する、外張り断熱を採用しています。
フォレストボードを透湿防水シートでくるみ、通気のための空間を確保して屋根板金の下地の板(木酢液に漬けてあるので黒く見える板)を取り付けます。

通気層を設けることにより家が日傘をさしたことと同じようになります。
この家は蔵と同じように完全に浮かせて屋根をつくり、夏の暑さを防いでくれています。